指揮者のつぶやき

女性の強さ

昨日の練習では特に
「女性の強さ」を感じていました。

新しく参加してくれているアルトのHさんは、
EVANというよくわからない環境の中で、
しっかり歌ってくれていました。

特にAsからCにかけての音域が得意なようで、
それらの音域になるとビーンとした音が聴こえてきました。

それに、特筆すべきは、
私が「フンタラカンタラ」と説明しているのを、
彼女はいつもニコニコと聞いてくれていることです。

実は、これって本当に嬉しいのです。
前に立つ人は(というか私は)、
メンバーの表情やしぐさ(メタ・メッセージ)などに
意外に影響されています。

つっこんだ指摘をして、辛そうだったら、
”これ以上は難しいかな”とか思ったり、

果敢に挑戦してくれていると、
それだけでこちらのテンションも高くなってきます。

そういう意味で、彼女はとても有難い存在なのでした。

私は昨日、
”大丈夫かな”と思いながら練習に向かっていたのですが、
実は来週の本番にはソプラノは一人でオンステします。

これまでの練習は、本番とは関係なく
みんなで練習していたので、一人で歌ってもらう時間を作らねば、
と考えていたのでした。

それで練習しながら様子を感じていましたが、
オンステするTさんは、堂々と歌っていました。

私は、これにも「凄いな」と感心してしまいました。

私は思います。

特に舞台の仕事をするようになって思うのは、
「上手いとか下手とかじゃなくて、
一人で立てるかどうか」です。

誰かに頼るのではなく、
自分のその時もてる力を最大限発揮する。

そういう精神こそが、一番重要なのではないか、
と思うのです。

そんなことを昨日の練習後に考えていました。

2011年05月22日
カテゴリ:指揮者のつぶやき
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