指揮者のつぶやき

孤独なバカ

昨日は青山学院の苅宿俊文先生の授業を受けました。
みなさんに一番伝えたいな、と思ったのは、
「ファーストフォロワー」という考え方(存在)です。

最初に変な踊りをしている人がいます。
そこにファーストフォロワー(最初の追随者)が現れます。
ファーストフォロワーは面白いと思って、踊りを真似します。
そうして、2人がやっていることを面白いと思った人たちが、
ぞくぞくと集まり、臨界点に達して、1つの運動になります。

つまり、一人で踊っている時はただのバカなのですが、
ファーストフォロワーのおかげで、社会運動になる、という話です。

一人のバカを変えるのは、最初のフォロワーの存在。

「本当に運動を起こそうと思うなら
ついていく勇気を持ち
他の人達にもその方法を示すことです
スゴイことをしている孤独なバカを見つけたら
立ち上がって参加する
最初の人間となる勇気を持ってください」
デレク・シヴァーズ

さて、お気づきの通り、
指揮者というのは本質的に「孤独なバカ」です。
なぜなら、自分では何も音を出すことが出来ないからです。

この動画のダンスをする人のように、
指揮者がもし、一人で指揮を振っていたら、
本当にどうしようもないバカですよね。

だからこそ、合唱団の存在はかけがえのないもので、
私がみなさんに「生かされている」としみじみと感じるのは、
そのためです。

今日は午前中のみ受講。
昼から旅公演で兵庫に行ってきます。
早く練習日にならんかな~^^

さて、講義終了後に、
せっかくなので質問をしようと思って、
「今度、中学生に向けてワークショップをするが、
ワークショップとレッスンの違いを考えている」
という思いを伝えたところ、
「エル・システマって知ってるか?」
と言われて、教室を出て行かれました。

その一言が、
実は今も心の奥に残っているのでした。

エル・システマ。
京都にもあります。。

2013年06月16日
カテゴリ:指揮者のつぶやき


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