中学校の合唱部にお邪魔する

昨日はとある中学校の合唱部にお邪魔してきました。
Ensemble EVANと中学生の子ども達が集い合い、
一緒に歌を歌うワークショップを実現させるためです(するといいな)。

EVANは地域に赴き、ホールではない施設で(病院、役所、道の駅、、)
普段合唱をあまり聴かない一般の方々に向けて演奏をしています。

その活動をしていて、次第にある想いが芽生えてきました。

((せっかく地域に行くのであれば、
よそ者の我々がただ歌って帰るだけではなく、
その地域で活動する音楽グループと共演したり、
聴きに来てくれた市民の方も一緒に歌を歌えるような、
双方向、体験型の催しも作れないだろうか。
きっと我々にとっても市民の方々にとっても、
楽しい体験になるのではないか。))

そういう気持ちを持つようになりました。

EVANは20代を中心に構成された、比較的若いグループですが、
若いといっても、10代の青少年グループではありません。
ですので、我々より下の世代の子ども達と一緒に歌う体験は、
音楽表現の幅を広げる、めったにない機会だと思います。
また、
「好きだから歌う」「好きな人とだけ歌う」
というサークル活動の領域を超えて、
地域の教育現場に参画する活動は、
我々の価値観や人生観、
歌う活動に対する態度を見直すことにも繋がるでしょう。

合唱部の子ども達にとっても、同年代の仲間と歌うだけではなく、
親や先生でない「へんな大人」が学校にやってきて、
隣で一緒に歌っている、という体験は滅多にないでしょうし、
世の中には色々な大人がいるんだな、と感じることでしょう。
また、
ワークショップは普段の練習とは違う価値観で進むので、
子ども達の「合唱」に対する考えを広げる機会にもなるでしょう。

中学生×Ensemble EVANの合唱ワークショップ。
ご縁がありますように。

その後は大阪駅のうめきたに新しく出来た、
ナレッジシアター(「グランフロント大阪」内)で、
『ロボット演劇版 銀河鉄道の夜』の初日公演を観ました。

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最先端のロボット演劇を観て、
平田オリザさん×石黒浩さんのトークを聞き、
グランフロント大阪を出た後は、
なんだか異世界に居たような気がして、、

合唱に何が出来るか考えさせられました。

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