客席を巻き込んだステージを創る

アンサンブルエバンは
NPOアジアハウス・生野こもれび保育園共催の
『明日をわかち合うために』に特別出演して、
15分ほどのパフォーマンスを行いました。

また、子ども劇団が演じた
バレエ劇「くるみ割り人形」にも
アカペラ隊として参加、歌を届けました。

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昨年の11月に生野こもれび保育園内で行われた
シェアリングバザーでの演奏後に、
「3月の発表会でも出演を!」というオファーを頂き、
昨日、クレオ大阪東にて演奏をして来ました。

エバンは15分程の枠を頂き、
自由に使わせてもらえましたので、
私達が大切にしている「客席との交流」を
取り入れたプログラムを計画しました。

1「一番はじめは」(客席から歌いだして登場)
2「動物の対位法」(動物の鳴き声によるアンサンブル)
〇 客席を巻き込んだ「わらべうたで遊ぼう」のコーナー
3「さびしいカシの木」(やなせたかしさんが作詞)

特に書き残しておきたいのは、
今回初めて、ステージの最中に
客席と一緒に何かをしようと試みたことです。

今まで、事前にワークショップを行い、
その成果を演奏会で合同発表、という形式は
何度か行ってきました。

しかし、上記のように、
曲と曲の間に「参加型」のコーナーを持つことは、
初めてであり、私たちにとって冒険でした。

でも、
「見る・聞く」よりも「体験する」のほうが、
長期記憶に残りやすい、と
ワークショップデザインで学んだ者として、
演奏会の中に「体験」を導入したい、
と考えるのは自然の流れかもしれません。

というわけで、
【お家でお子さんとしてほしい、わらべうた遊び】
と意味付けして、5分程度、客席参加型のコーナーを持ちました。

使用した曲は「蚊のカノン」です。

声を出しやすいように、
最初は音をつけずに、歌詞を言い、
それからエバンと一緒に歌いました。

参加しやすいように、
歌いながら手を叩くという動作も取り入れています。

「わらべうたで遊ぼう」を進行していて、
多くのお客さんがアイコンタクトをしてくれたり、
こちらにむかって微笑んでくれていることがわかりました。

初めての冒険は、エバンにとっても、
良い体験になったと思います。
ありがとうございました。

後半の子ども劇団の作品は、
子ども達の集中力の高さに驚きました。

エバンにもそのエネルギーは伝わっていたと思います。
ゲスト出演させて頂いた私たちこそ、
本当に学びの多い一日になりました。
これからの活動に活かしていきたいと思います。
ありがとうございました。

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