人が集まった時、合唱指揮者は最初に何をしているか

昨日は大阪の鶴橋で合唱団の練習がありました。

見学者の方が二人来てくださいました。ありがとうございました。初めましての方が来られると、いつもと少しその場の空気は(初めての方が多いほど)変ってきます。昨日の練習開始は少人数でしたので、昨日もそんな空気でした。

合唱団のメンバーも、見学者の方も、その場にいる皆が和み、落ち着いてほしい。ぼくはそう願っています。なので、練習開始に余裕がある時(つまり、昨日のように人がポツポツ集まりだしている時)は、簡単に自己紹介をしてもらっています。見学に来るというのは、誰も知らない場所に来るということ。なので、なるべく早い時間帯で見学者の人に「喋って」もらいます。そして、合唱団のメンバーと共通点があれば嬉しい。

「〇〇大学です」
「あ、自分の後輩やん」

「ピアノを3歳からしています」
「おー、凄い―」

こんな会話が集まりの早い段階で起こると、その後も少しは落ち着いて練習できる、はず。

茂木健一郎は「ターントーキング(turn talking 話者交代)がグループのパフォーマンスをあげる」と話します。つまり、指揮者(ある一人の人物)ばっかりが喋っていないで、その場にいる参加者に話す機会がフラットにどんどんパスされていく。そういう組織の力は高まっていく、と聞きます。その視点から、自分達の合唱団を見ると、力が高まっているかはわかりませんが、風通しのいい、新しい人でも色んなことが出来るような、そんなチームになりつつあるんじゃないかな、と感じています。

いつでも、見学大歓迎です。

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★ 今後の予定

2016

12/24 (土) 16:00頃に出演
ミニコンサート(15分)
@ 伏見青少年活動センター

2017

01/08(日) 13:00~17:00
練習日・大阪
@北鶴橋振興会館)

01/14(土) 10:00~12:00
合唱ワークショップ
@ 東部文化会館

01/22(日) 13:00~17:00
練習日・京都
@東山いきいき市民活動センター

02/05(日)
ワンワールドフェスティバル
@ 関西テレビ

02/11(土・祝)
関西混声合唱フェスティバル
@ 兵庫県三田市郷の音ホール

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