集団における価値観の形成

昨日は北青少年活動センターにて練習を行いました。

練習前には役員で集まり、12月のコンサートのこと、
3月にある合同演奏会のこと、2012年度の活動のこと、、などを話しています。

すると、
メンバーが練習開始時間より早めに集まって来ます。
練習スタート時に大勢のメンバーがいると、
それだけで練習は勢いがつきます。

最初の一時間は
「ストレッチ」→やんちかさん
「発声練習」→小川君
「フレーズ練習」→大脇君
と前に立つ担当を決めて、取り組んでいます。

この練習スタイルにメンバーは慣れてきたようで、
練習が落ち着いて始められるようになってきています。

しかも、毎回それぞれに工夫が見られて、
やんちかさんのストレッチでは、
毎回違ったヨガのポーズを取り上げています。

小川君の発声練習では、
ブレスと有声音を切り離して練習するのではなく、
ブレスから声に連動するようなトレーニングをしていました。

大脇君は姿勢、お腹と背中の使い方、
響きの作り出し方などを総合的に、的確に指導してくれています。
とても心強い。

また、今回は時間を取って、
大脇君のやろうとしていること、
EVANをもっとフラットな団体に、
など、今の心境を踏まえながら語ってもらいました。

(その後、大脇氏と加藤氏は抱き合う)

昨日の役員会から練習、という一連の活動を通じて、
私は「集団における価値観の形成」について体験しました。

考えてみれば、
私は今まで既存の団体にしか所属したことがなく、
その団体には「活動理念」などが既に存在しています。

ですので、
EVANという新しい集団で活動することで、
「団の価値観」はどのようにして形成されるのか、
を初めて経験しています。

最初は考え方がバラバラだった個人が、
歌うこと、語ること、共に過ごすこと、祝福すること、
傷つくこと、後悔すること、立ち直ること、、、
などを通じて、同じ価値観を共有して行く、、
そんな光景と出逢うと、本当に生きる喜びを感じます。

私はもちろん「感動するような合唱音楽を作りたい!」
という気持ちでEVANと関わっていますが、
活動はそれだけじゃない、というのか、
集団が継続して活動する喜び、というのは
もっと、複合的、立体的、にある気がしてきました。

演奏会は1ヶ月後。
打ち上げは新婚夫婦のお宅で開催決定。
良いお酒が飲めるように、がんばりましょう!

自分自身の反省。
練習後に「進め方が焦っている」と指摘されました。
落ち着いて進行出来るように心構えをしておきます。
以上。

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