前に立つ

昨日はEVANの練習日でした。

いつもトレーニングをしている2人が欠席のため、
ストレッチをあさこさんに担当してもらい、
発声練習をよーこりんに行ってもらいました。

EVANは“先生”が指導する団体ではなく、
集まった団員がそれぞれの力を発揮しながら、
練習を進行していきます。

(もちろん適切な時期に、専門家の先生による
ご指導の必要性は不可欠ですが、
まずは自分達で出来ることを、自分達の力で、
というスタンスです)

「前に立つ」ことは、やりがいがあると思います。

やりたいことを明確に伝えられるか、
結果に対して、判断やコメントを言えるか、など
人間性を含めて、色々な力を身につけることが出来ます。

「前に立つ」ことはプレッシャーかもしれませんが、
楽しんで取り組んでもらえたらと思います。

トレーニングだけでなく、
作品の練習に関しても、
今は私が進行する時間が多いのですが、
「練習してみたい!」という団員には
ぜひそのチャンスを!と思っていますので、
挑戦してみてください。

練習は「一番はじめは」から順番に
取り組んでいきました。

練習の最初の段階では、声が落ち着いて来なかったので、
一人ひとり、パートごと、2声ずつ、、と
丁寧に歌いこんでいくと、特に「ぜんぶ」の時には
安定した、輝かしい音が鳴るようになりました。
その状態にしていくことが指揮者の役割の一つですが、
「歌い手自身も“落ち着いた状態”を
自ら作り出すことが出来るか」
そんなことを昨日はコメントしました。

昨日は団員によるオリジナルの曲、
「とおりあくる少女」の練習も行いました。
羽根さん作曲×いっちゃん作詩のコラボレーションです。

頂いた楽譜を見ていたときは、
羽根さんらしく、シンプルで、
柔らかい曲だな、という印象でしたが、
実際に練習場で再現してみると、
人間の声を通して、作品が立ち上がってくる、
エネルギーが宿る、、という感触を得ました。

7月8日の亀岡でご披露する予定です。

羽根さん×いっちゃんには、
ゆっくりでいいので、
作品を作り続けてもらいたいなあと
橋爪は思っております。

さて、亀岡までのこり14日です。

どこまで詰めることが出来るか。
どこまで深みに行くことが出来るか。

音楽する時間が幸せでありますように。
音楽を通じて、メンバーが幸せでありますように。

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