指揮者のつぶやき

小学校で子ども達と練習をしました

アンサンブルエバンは守口市の八雲東小学校で、
音楽クラブの子ども達と一緒に合同練習を行いました。
その成果を10月5日(土)にベアーズ(大日ショッピングモール)で発表します。

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アンサンブルエバンは
『自ら地域に出向いて演奏する』という特徴を持った団ですが、
ただ演奏するだけではなく、
出向いた先の音楽サークルや合唱部と一緒にワークショップを行い、
その成果を「共演」という形で発表する活動も同時に行っています。

特に2013年は「子ども達」と共演する機会を多く頂いています。

7月は山科中学校(京都)の合唱部と地下鉄構内で共演を行いましたし、
11月には生野こもれび保育園(大阪)の子ども劇団の方々と合同演奏をします。

10/5に演奏を行う「ベアーズ」(大日ショッピングセンター)でも、
近隣の八雲東小学校に声をおかけして、
音楽クラブの子ども達と共演出来る機会を頂けました。

「大人」と「子ども」が一つの場に集まり、
一緒に声を合わせて演奏する、
という活動は、私達にとっても、
子どもたちにとっても得られるものが大きいと思います。

ご担当の「とうげ」先生からも、
「これからの時代はこういう取り組みが必要とされていると思う」
という嬉しいお言葉を頂いております。

『知識や経験を持った「指導者」が、
未熟で真っ白な「受講者」に「教える」』
ということも必要不可欠な活動だと思いますが、
一方で『「子ども」が大人から学ぶように、
「大人」も子どもから「気づかされ」「共に学びあう」』という、
ワークショップ型の活動も、今確かに求められているように思います。

ワークショップはまずアイスブレイクから開始します。

アイスブレイクとは「参加者同士の緊張をほぐして、
それ以降の活動に主体的に参加してもらうための準備運動」のようなものです。

私は最近「いもむしごろごろ」を多用していますが、
このゲームには人と人とを繋げるための「スキンシップ」があり、
他にも「歌う」「歩く(動く)」「じゃんけんする」
「一つになる(一列になる)」という様々な要素を持った、
合唱向けのゲームのように思うからです。

(でも、きっとエバンのメンバーはそろそろ飽きている頃だと思うので、
新しいネタを準備しなくては、と思っています。。)

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(コミュニケーションゲーム「いもむしごろごろ」をしている様子)

アイスブレイクの後は円になり、
一人ずつ自己紹介をしてもらいます。

自己紹介の時間を取る目的は、
もちろん名前を覚えるためでもありますが、
それ以上に、ワークショップをしている早い段階で、
全体の参加者に向けて自分一人で「声を出す」、
という行為をしてもらいためでもあります。

特に子どもたちは大人が沢山いる場所で、
自己紹介をすることに慣れていないと思いますので、
この時間は子どもたちにとっても、良い経験になるかな、
と思います。

もちろん、
子どもたちにいきなり「紹介して」と言っても、難しいでしょうし、
自己紹介では「名前とニックネームと好きなものを言ってください」
というように、こちらからあらかじめお題を出していることが多いです。

昨日はエバンのメンバーから「何年生ぐらいだろう?」
という声が聞こえてきたので、
「名前」と「学年」を言ってもらいました。
(エバンは「名前」と「実年齢」^^;)

ここで大切なことは、
「声が小さい」などと言わないこと。
自己紹介が終わったら、拍手で褒めてあげること。

その後、10/5の共演に向けて、
『大きな古時計』を一緒に練習しました。

子ども達はあと2週間で、
どれだけの変化があるのか、楽しみにしています。

(もちろん、変化がないならない、でも
それはそれで楽しみです。)

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(休憩中に「しゅんちゃん」と遊ぶ子ども達)

その後は学校の音楽室をお借りして、
たっぷり練習時間を取ることが出来ました。

アンサンブルエバンには
さまざまな個性というか性質を持ったメンバーが集まっています。

私の役目として、
より良い演奏を目指して、
団の音楽を「引き上げる」ことも、
もちろんしているのですが、
一方で、メンバーの特徴を把握して、
それぞれが輝くような「見せ場」作りをすることも、
とても好きです。

例えば、今回
さくらももこさんが作詞された『ぜんぶ』という曲で、
「やんちか」さんにソロをお願いしました。

彼女は「ソロなんてしたことがない」なんて言っていましたが、
長男の「ともくん」をご出産された「ちかちゃん」にしか
出せない音、というのが必ずあります。
(それは良い、悪いを越えたものです)

「たいせつなことはぜんぶここにある」という言葉も
母親になった彼女が言うことで、説得力が増すと思います。

また、アンジェラアキの手紙では
「みかちゃん」に一番のソロをお願いしました。

和菓子屋で店長を務め始めた彼女は、
おそらく「大人」と「こども」の狭間で揺らぐこともあるでしょうし、
ちょうど、それを越えようとしている時期でもあるでしょう。

また、彼女はとても美しい声を持っています。
それをソロをすることによって引き出してあげたい、
という気持ちもあります。

10月5日、楽しみにしていることの一つです。
ぜひ皆様お越し下さい。

◆出演日時
平成25年10月5日(土)14時から、15時から(2回公演)
各回およそ30分程度

◆開催場所
ベアーズ 2階「檀上広場」
http://bearsmall.jp/
(地下鉄谷町線大日駅下車徒歩3分)

◆プログラム
大きな古時計
鉄腕アトム など

◆入場無料

今回、
大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムで一緒に勉強した
「あっこさん」が当日のMCをボランティアでしてくださることになりました。

「あっこさん」は7月の山科でのコンサートを聴きに来て下さり、
その帰り道に「MCなら手伝える」というありがたいお言葉を頂いていたので、
こうして、一緒に演奏会の場に立てることを嬉しく思います。
あっこさん、よろしくお願いします。

2013年09月22日
カテゴリ:指揮者のつぶやき


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