京都でワークショップを学ぶ

昨日はワークショップデザイナー育成プログラムの3回目の講義でした。

開始時間の1時間程前に会場に着くと、
スターバックスコーヒーを片手にMacbookを見ている男性が既にいました。
その日の講師、中脇健児さんです。

中脇さんは「まちづくり」をされている方で、このプログラムの修了生でもあるそうです。
その日は他にも、このプログラムを中脇さんと同期で受講された岩田直樹さんも
会場にいらっしゃり、修了生がご活躍&実践されている姿や、
修了生同士がその後「仕事」としてコラボレーションしている事例を聞くことができました。

このプログラムの凄いなあと思うところは、受講生の多様さです。

「ワークショップデザイン」について学ぶ、という軸は同じですが、
それぞれが抱えている現場は多種多様です。
医者、教師、企業の人事、僧侶、アーティスト、市の職員、コンサル、、。
様々な領域の方々とニックネームで呼び合って「フラット」に繋がることが出来る。
そして、その繋がりはその後の営みを豊かにするネットワークになる可能性がある。

また、多くの受講生に「やりたい」「知りたい」「繋がりたい」という意欲があります。
なので、そういう人々が集まって行うグループワークは、ほぼ盛り上がります。
年上だろうが、年下だろうが、普段の仕事で権威があろうが、なかろうが、
ワークは「フラット」に行われる、というのがポイントだと思いました。

昨日の講義後、感じたのは、
同じ日本人でも現場によって価値観や考え方は違う、という
当たり前といえば当たり前のことを思いました。
(でも、それを実感していたら避けられる衝突は少なくない)

私は「合唱」や「演劇」が現在の領域で、
その領域の中に「ワークショップ」を取り入れたいと思っていますが、
他の受講生の方々は「教育現場に取り入れたい」
「企業の研修で活用したい」「医療で・・・」など、多様です。

そういった多様な存在を知ること、その方々の価値観に触れること、
その中で、じゃあ自分はどこに向かっていくか。何をしたいか。
そんなことを、京都の夜景を観ながら歩いて帰りました。

ワークショップでの学びを、これから実践していきます。
エバンのみなさま、ご期待ください!

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