指揮者のつぶやき

ぼくが本番にむけて考えている選曲・リハ・演出について 第7回関西混声合唱フェスティバルに参加

ぼくが昨日の本番で、
合唱指揮者としての選曲意図と、
リハーサルの発声練習で行ったメニュー
そして、演出(見せ方)について書きます。

この合唱団のブログは、
こんな感じで
誰も読まないような内容に
どんどんなって行きそうな予感です(笑)

DSC_0453

昨日は、兵庫県三田市で開催された
関西混声合唱フェスティバルに参加しました。

DSC_0450

選曲意図について

『世界に一つだけの花』をギター伴奏で、
『見上げてごらん夜の星を』をアカペラで演奏しました。

誰もが一度は聞いたことがある曲を選びました。
これには理由があります。

一つは、最近、近所に声楽家の方が来て、
平日の夜に学校の体育館でコンサートをしました。

その時の選曲が、
意外とポピュラーな曲が多く、
かつ、地域の人が、それらの曲を安心して聞いていた、
という体験からの理由。

一つは、もちろん合唱曲はぼくも大好きなんですけど、
あまりにも合唱曲をする合唱団が多いので、
そういう点で、ぼくたちのような合唱団も
存在意義があるのでは、と思うこと。

そして、一つは、
ぼくたちの練習回数は月に2,3回程度で、
本番当日に集まってくるメンバーもいる。
それを予想しての難易度の設定、
という理由です。

DSC_0441

DSC_0442

さて、
指揮者のリハーサルの進め方は
個性が出ると思います。

昨日のリハーサルの時間は約80分。

その中で、どうやって形にしたか、
今のぼくのやり方をここに記録しておきます。

発声練習のメニューについて

まず、最初に
ブレスコントロールの時間を取ることで、
メンバーの集中力を高めていきます。

ブレスコントロールには
瞑想の時間のような効果も
あるかもしれませんね。

ブレスはレガート→スタッカートの順番でしました。

レガートのテンポは約60。
最初は7拍で吐ききって、1拍で息が入る、からします。
そして、11拍、3拍、1拍とブレスの長さを変化します。

スタッカートのテンポは約80。
四分・八分・三連符・十六分と
インナーマッスルを使う頻度を増やしていきます。

これらのブレスコントロールで約5分です。

次にリップロールで
喉や身体のウォーミングアップをします。

リップロール+ポルタメントで
高音から低音を各自3回程度繰り返してもらいます。

その後、drmfsfmrdの音階で、
Cからオクターブ上のEぐらいまで
リップロールで発声します。

その次はdmsdsmdの跳躍音階をリップロールで。
これもBからオクターブ上のEぐらいまでを発声します。

これで5分ぐらい。

リップロールで
身体をしっかり使ったあと、
「Wi」で発声します。

Wiは鼻腔に音を当てやすいので、
響きを掴むのにわかりやすい発声だと思っています。

昨日、メンバーにWiで発声してもらうと、
まだやや暗かったので、
この時点で表情筋をほぐしてもらいました。

Wiでdrmfsfmrdとdmsdsmdの音階を
Cからオクターブ上のEまでしました。

最後に「na ne ni」の発音で、
drmrdrmrdをCからオクターブ上のDぐらいまで。

これは発声しながら、
na ne niを ta te ti に変えたり、
sa se siに変えたりします。

以上で20分ぐらいです。

DSC_0446

DSC_0447

曲の練習は
四声の『見上げてごらん』から始めました。

こちらのほうが、
チェックしておくポイントが
多いと考えていたからです。

曲に関しては一つだけ。

『見上げて』のような、
レガートでゆったりした曲に対して、
昨日は「ハミングで歌う」ことを最初にしました。

ハミングだと、身体をしっかり使うし、
他のパートをよく聴けるからです。

案の定、
全体としてまとまった響きに落ち着き、
ハミングをしている段階で、
「あ、今日は行けるな」と思いました。

DSC_0449

DSC_0448

演出(見せ方)について

さて、最後に、
ぼくたちの演奏をどう見てもらうか、
について書きます。

まず、ギター伴奏のある曲から始めました。

まだ合唱の舞台では
ピアノ+合唱のスタイルが多いと思います。

だから、
ギター+合唱は新鮮に聴いてもらえるかな、
と思います。

そして、出だしのサビの部分を全員で歌いました。

これは、メンバーに舞台上でしっかり発声してもらって、
ホールの感覚を掴んでもらう、という意図もあります。

イントロはリコーダーソロにしました。
これも飽きさせない工夫の一つです。

一曲目に元気よく歌ったあと、並びをかえて、
二曲目の『見上げて』は、
ソプラノとテナーのパートソロから始めました。

会場の空気をやや変化させるためです。

パートソロから始めて、
そこに合唱団が加わると、
「おお、気持ちいい」という効果も生まれます。

そんな感じで、
ただただ楽譜通りに演奏するのではなく、
練習をする中で
「あ、このアイデアはいいかも」と思ったものを
パフォーマンスの中に組み込むようにしました。

昨日の本番で行ったことはこんな感じです。

DSC_0459

合唱団のみんな、幸せな一日でしたね!
会場で聞いてくださった方々、ありがとうございました。

<直近の予定>

02/14 訪問演奏 @ 京都 醍醐交流会館
03/26 訪問演奏 @ 京都 下京老人福祉センター
05/07 訪問演奏 @ 京都 醍醐中央児童館

【練習見学 歓迎】

京都の伏見
月に2回程度
日曜日に
練習しています。

気楽に・ゆるく合唱をしませんか。

10441245_850505461714923_3798329236547693145_n

※ 2016年 練習予定
《時間は基本13~17時》

2/14, 28
3/13, 27
4/10, 24
5/8, 22
6/5, 19
7/3, 17, 31
8/14, 28
9/10, 11←合宿
9/25
10/9, 23
11/6, 20
12/4, 18

お問い合わせはこちら

【演奏ご依頼 受付中】

演奏のご依頼も受け付けています。
頂いた謝金は団活動に充てさせて頂きます。
活動に対するご寄付も大歓迎です。

130221concert

お問い合わせはこちら

【合唱のワークショップ依頼 受付中】

合唱は「見知らぬ他者」を
「肩を組み合う仲間」にします。

体を使って共に声を出し、
気持ちを合わせることで、
コミュニティを創造・活性化します。

1026_8

詳しくはこちら

2016年02月12日
カテゴリ:指揮者のつぶやき


HOME

コメントを残す

ページトップへ