「一人の人生」とEVANの関わり

先週の土曜日は、副団長・加藤さんの
結婚式2次会に参加させて頂きました。

会場となった京都の梅小路公園内にある
「GreenHouse Collabo」には、
新郎新婦を祝う人たちで溢れていました。

「凄いなあ」と思ったのは、
当日の司会や会場設営など、
料理以外の全ては、新郎新婦のご友人の方が
取り仕切られていたということです。

夏頃に打ち合わせにいってきた団長が、
「加藤さんの人望を感じた」
と言っていましたが、ほんまにその通りで、
2次会はアットホームな雰囲気で進められていました。

新郎・加藤さんは
高校時代に吹奏楽部の部長を務めて、
大学では美術部の部長。
クリエイターサークルの立ち上げたり、
デザイナーとして、大学のパンフレットの
作成したり、と大活躍。

また、自転車一台で日本や世界を旅する、
という熱い魂を持った男です。

高砂席に座る、そんな加藤さんを遠目で見ながら、
また、その周囲に集まる友人達を見ながら、
「一人の人生」とEVANの関わりについて、
ひしひしと考えさせられました。

私達は、何気なく練習日に集まり、
練習をして、解散し、生活へ戻って行きますが、
そこに集まる一人ひとりには、
異なる生活環境があり、コミュニティがあります。
歴史があり、日常があります。

そういうそれぞれの人生を持つ人間達が、
時間とお金のやりくりをして、練習に集まってくる。
それは本当に尊いことなのだと再確認しました。

大学時代に、学生指揮者になる前に、
先輩の指揮者から
「指揮者は団員の時間を預かっていることを忘れずに」
という指導を受けたことがあります。

そのことを再び心に刻みながら、
12月のコンサートに向けて取り組んで行こうと思います。

自分の人生のワンシーンとして、
EVANの活動を選び、集まってくる人たちに対して、
私が出来ること、すべきことは一点です。

練習に集まったメンバー、
演奏に足を運んで下さったお客さん、
作品を作った作曲家が、「感動」するような
音楽をEnsemble EVANで作る。

ほんまに、ただそれだけです。

加藤さん、真実ちゃん、
ご結婚おめでとうございます!
これからもどうぞよろしくお願いします。

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