「教えることの難しさ」について

昨日は「エルシステマ京都」に、
【うたの先生】(^^;?)として参加しました。

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ベネズエラ発祥のエル・システマは
「無料で音楽の基礎知識や、楽器の演奏技術を教え、
オーケストラ合奏や合唱に参加する機会を与える
音楽・オーケストラ教室」です。
(山田真一『エル・システマ』教育評論社より)

京都版エルシステマは、
2009年に人権のNGOの活動家・渡部康子代表によって始められた
「クラシックギターによる無償の音楽教室」です。
財源は各種補助金、カンパ、チャリティーなどの事業収入です。

エル・システマは「共に演奏する」という共同作業を通じて、
子どもたちに協調性や社会規範を学ばせる側面もあります。

ベネズエラのエル・システマは
「オーケストラ」と「合唱」がメインで取り組まれていますので、
「エルシステマ京都にも合唱を!」という気持ちで、
私は参加しようと思っています。

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さて、子どもたちの前に立ったはいいものの、
昨日の練習では重大な問題を感じました。

それは、私は今まで
「合唱をしている人と練習することは出来る」が、
「合唱をあまりしていない人(特に子どもたち)に教えるのは難しい!」
という問題です。

もちろん、保育園や学校などで、
誰でも合唱の経験はあると思いますが、
「周りの音を聴く、ということ」
「声を合わせること」
「ハーモニーを作ること」
などを教えることが、こんなに難しいとは!
という経験を昨日してきました。

それと同時に、
「今まで自分は『出来る人』に助けられながら、
練習を進めさせてもらっていたんだなあ」
という気持ちに、独りしみじみとなりました。

児童合唱団の練習見学に行って、
指導者の方がどうやって練習を進めているのか、
学びたいと思いました。

あっという間に、ハンガリーに行く日が近づいて来ました。
10日間、合唱指揮の修行をして参ります。
帰国後のエバンの練習が楽しみです。
応援よろしくお願いします!

【募集中】
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コーラスカフェ&コーラスラボ

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