レッスン風景を見ていて、
最近は
「変化することが出来る生徒」
が伸びていくように感じています。
一つのことを
「コツコツ積み重ねていく力」
というものがあるとすれば、
自分の方向性・感情・表現を、
「ガラッと変化させる力」
というものもあると思います。
他人のレッスンを見ていると、
確かに、
「ある方向性を持った
表現には精通しているな」
という印象を持つのですが、
先生から
その方向性とは違う
ダメ出しを受けても、
そこから自分を変えることが出来ない、
という生徒は多いです。
例えば、
深くて男らしい声の生徒に
「裏声なども使って、
もっと明るい爽やかな声で」
という要求を出しても、
その男性は
それまでの自分にしがみついて
なかなか離れることが出来ません。
そんな時、
僕はその人を見ながら
もっと
思いっきり
自分を変化させることを
「許し」ても良いんじゃないかな、
と思います。
変化する力がない、
のではなく、
変化する自分を許せない。
そんな印象です。
特に、
男性にそういう人は多いです。
はめをはずそう!
キラーン