podcastで小澤俊夫氏の
『昔話へのご招待』を聴いていたら、
面白い話をしていました。
「『語る』と『話す』は違う。
『語る』という言葉には
“形に入れる”という意味がある。
『話』は形を作らなくてもいい。」
なるほど、と思いました。
前に立って発言する人は、
「今自分は『話して』いるのか、
『語って』いるのか」について
意識的になる必要があるかもしれません。
「話」ばかりしていると、
「この人、みんなをまとめられるのだろうか?」
と不安に思われるでしょうし、
一方で、
「語って」ばかりいると、
「この人、現状が見えているのだろうか?」
とこれまた不安に思われるでしょう。
「語る」と「話す」のバランス感覚を
養っていきたいものです。