EVANの練習に参加してくれた方からは、
「メンバーが集中して練習している」
という言葉をよく頂きます。
とても嬉しいです。
「集中」することと、
「静か」になることは、
親戚のようなものです。
もちろん、ワイワイとしながらも、
集中することは可能です。
でも、「集中」の基本には
心の「静けさ」や「落ち着き」の
ようなものが必要になってくるでしょう。
よく「ワイワイ」していないと
落ち着かない、とかつまらない、という
考えを聞くことがあります。
もちろん騒いでいたほうが、
表面的には「楽しい」雰囲気のように
思えるかもしれません。
でも、騒げば騒ぐほど、
「本質」のようなものが霞んでいくように、
私には思います。
同様に、練習における「笑い」についても、
作為的な「笑い」は何だか違うような気がします。
実際、練習を熱心にする中で
「笑い」が生まれてくる場面に
私は何度も遭遇しています。
やっぱり、
作ろうとした「笑い」よりも、
自然とこぼれ落ちる「笑い」が、
基本じゃないかと思います。
こう色々と書きましたが、
これはあくまで橋爪の考えです。
EVANは何人もの人が前に立って
練習を進行しますし、
その人の個性に応じて、
「練習」を作っていってもらったら、
と思っています。