後輩合唱団の録音を聴く

ある仲間(後輩)から
「合唱団を作って練習を録音したので、
アドバイスが欲しい」という連絡がきた。

有難いことである。

さっそく、嬉々としてファイルを開き、
最初から順に再生して、
気づいたことがあればその都度一時停止してメモを取りながら、
録音を最後まで聴き続けた。

出来上がったメモを見ると、
当たり前といえば当たり前のことばかり書かれている。

「合唱団は歌いたいから練習に来ている。
話はコンパクトにまとめよう。」

「演奏をした後は、その演奏に対してコメントをしよう。
リアクションをしないまま次に進むと、
メンバーの不満が溜まって行く。」

「ミスは誰でもする。
間違いを指摘された時は素直に訂正して、認めること」

、、、。

さて、
いざ橋爪が練習をする時に上記のことが出来ているのか、
と問われると、言葉に詰まりますが、、、

でも、
合唱団員が指揮者に対して抱く不満の多くは
「話が長い」
「(演奏に対する)反応がない」
「頑固」などだと思います。

前に立って進行している本人にとっては
「こっちはこっちで一生懸命やってんだよ!」
と言いたくなるのはわかりますが、
指揮者は合唱団の存在によって
初めて《活かされる役割》なので
(大変だとは思いますが)
毎回少しずつ改善していかれたら、と思います。

人間同士の付き合いなので、
苦しいことは多いけど、
その分やり甲斐も大きいので一緒に頑張ろう、
応援します!

【悪い合唱団はいない。悪い指揮者がいるだけだ。】

♪♪

いよいよ、
山科中合唱部とのワークショップが
近づいてきました。

私にとっても、
エバンにとっても
人生で初めての体験。

子どもたちにとって、
豊かな時間になれば、と
ただそれだけです。

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