歌遊びの中で育まれるもの

今日はエバンの練習日でした。

楽曲の練習を始める前に、
上野学園大学・
音楽ファシリテーター養成講座で
学んだ「歌遊び」を
メンバーと取り組んでみました。

ファシリテーターは
指導者ではありません。

グループが自らワークを前進し始めたら、
ファシリテーターは
介入することをやめます。

合唱の分野では
「指揮者=指導者&合唱団=生徒」と
いう枠組みで
練習が進行することが多いですが、
指揮者の役割の中に
「レッスン」だけではなく
「ファシリテーション」の
要素も取り入れることで、
合唱団の「主体性」や
「考える力・創意工夫する力」が
引き出せるのではないか、
と私は今、考えています。

もちろん、
コンクールなどの
目標に向かって
レッスンを積み重ねることで
技術を習得して、
演奏のクオリティを
高める営みは尊いです。

一方で、成熟社会を迎え、
価値観が多様化する
現代社会の中で、
従来の合唱団の
在り方以外の方向性を
形成することは出来ないか。

エバンはそんな
実験と実践の場でもあります。

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