エルシステマ京都で音楽の先生(?)をしています。
「エル・システマは南米ベネズエラで始まった
楽器貸与の無償音楽教育による青少年育成運動です。
山間僻地や経済困難地域を中心に音楽教室を開いています。」
(エルシステマ京都のHPより)
大阪大学ワークショップデザイナー育成プログラムを
受講中に「エルシステマ」の存在や活動を知りました。
京都はギター教室として活動されていますが、
本来、エルシステマは
オーケストラや合唱で取り組んでいますので、
私としては「エルシステマ京都にも合唱を!」
という気持ちで、月に一回程度関わらせて頂いています。
代表の渡部さんはもともと人権のNGOの活動家です。
被差別部落と在日朝鮮人をテーマに活動されてきたそうです。
渡部さんは「行政や運動が何十年もかかって
越えられなかった壁を音楽は越えられるかもしない」
という希望と覚悟を持って、
エルシステマ京都を運営されています。
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さて、昨日はいつものギターの先生がお休みでしたので、
不肖ながら、私が90分の一コマを最初から最後まで担当しました。
今回は、普通にギターアンサンブルのレッスンをしました。
楽器が声だろうが、ギターだろうが、
アンサンブルに共通するルールは一緒だと感じました。
例えば、出だしの音を揃えること。
例えば、周りの奏者と一緒に呼吸を合わせること。
例えば、カノンの模倣を意識すること
(他パートが大きく演奏したら、自分も大きく演奏する)。
そういった決まり事を、丁寧にゆっくり指導して、
実際に体感してもらえるような時間を作りました。
エルシステマ京都(東九条)には、
未就学の可愛らしい児童もいれば、
受験を控えた中3の生徒もいます。
歳の離れた彼らが一緒の教室で、
歩みを揃えてアンサンブルする姿は、
大変美しく感じました。
♪
帰り際、代表やエルシステマを支援して下さっている方に
「大阪の生野でもエルシステマの事業をしたい」と伝えました。
美山や東九条でされているのはギター教室が中心だからです。
生野で、合唱のエルシステマをしたい。
そんな夢も抱きながら、今後も関わらせて頂きます。
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近かったので、アルティで
シュッツの演奏会を聴いて帰りました。
千原英喜先生の曲集ばかりを集めた2回目の個展です。
(ちなみに一回目の時も学生時代にぶっこんで聴きに行きました)
今朝、夢を見ました。
卒団する4回生の定期演奏会で指揮をした
『近松門左衛門狂想曲』をかつての仲間と練習している夢です。
千原先生の魑魅魍魎とした世界が、
当時の合唱体験を夢の中で甦らせたのでしょうか。
独り、
布団の上で
ごろごろ、
どきどき、
しみじみ、
しんみり、
とした後、
窓を開けて、
今つぶやいています。
♪
本日です↓
よろしければご参加下さいませ。