ふつう、合唱の練習には
「パート練習」の時間があります。
各パートが独自に練習を進めるので、
練習の効率化と、各パートのリーダーの育成を
することが出来ます。
EVANも立ち上げた頃はパート練習をしていましたが、
今は殆どその時間は設けていないです。
「施設を一つしか取っていない」
からが挙げられますが、他にも理由はあります。
橋爪は最近、
以下のことをぼんやりと考えています。
「全体練習の中でパート練習もしてしまう。
時間はかかるが、練習しているパートは
常に他パートから『聴かれている』ので、
集中して取り組んでくれるだろう」(歌い手)
「また、他パートは『歌う』だけでなく、
『聴く』ことによって全体を把握出来るだろう」(聴き手)
「『聴く』ことは『待つこと』であり、『受け入れる』こと。
各パートの練習を聴くことで、
メンバー同士のその時々の状況を知り、
見守る事が出来る。」(団のあり方)
「パート練習に時間をかけたくないから、
自然と音取りをしてきてくれる・・・かも。笑」(指揮者の願い)
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EVANは現在10人程のアンサンブルなので、
「一つの部屋でみんなで練習」という形を
まだ取ることが出来ます。
柔軟に練習形態を変えながら、
その時々の団体のあり方を模索していけたらと思います。
ただ、以前も書きましたが、理想は
指揮者がアンサンブルの全体を聴いて、
部分を指摘することができるようになる、、、です。
がんばってピアノ練習します。