エバンは常設の託児(保育)付き合唱団へ

2019年、エバンは創設10周年を迎えました。
この間、メンバーの多くは30代となり、お父さん、お母さんになりました。

最近は、仕事に家庭に、あまりに多くの役割に押しつぶされながら、自分のことなんてそっちのけで走り続けてきた人も多くいます。
そんな中でも、何とか歌うことの灯を絶やさずに歩み続けたメンバーもいます。

「10年やってきた!」と対外的に胸を張れるような積み上げ、磨き上げられた演奏技術、組織力では、残念ながらないのではないかと思います。

いま改めてエバンでの日々を見渡せば、単なる練習でさえ、活動がままならない時期もありました。

そんな私達ですが、誇れるのはやはりここに集う歴代の仲間たちだと思います。
歌が好きで、人が好きで、声を聞き合うことが好きな人たちです。

この人たちと、次の10年も歌い続けたい。
そのために、あらゆる障害を乗り越えていこう、あきらめずに、前へ進もう。

そうして導いた一つの解が、活動中の「保育ルームの運営」です。

常設の託児(保育)付き合唱団

2019年8月より当面の間、練習京都府保育連盟所属の有資格保育士さん達にお願いし、島本町ふれあいセンターのプレイルームにて保育ルームを設置、音楽室ではこれまで通り合唱活動を続けていく見通しが立ちました。

保育士さんたちは、普段自治体や民間の講座やイベントに併設される託児室を担当されるメンバーの方々です。

「静粛な練習環境」「同じ建物、同じ階。すぐ近くに子供を預ける安心感」「京都大阪から1時間以内でのアクセス」「駐車場無料」という価値に加えて、生演奏を街角の人に届けるという、これまでの「アウトリーチ」の方針は維持します。

歌が好きなメンバーとの切磋琢磨する充実感は、子育てに追われる合唱経験者のお母さんにとって、ひと時のオアシスとなるでしょう。
お父さん団員にとっても、他の子たちと交わる我が子の姿から、日常目にできない社会性の萌芽を目の当たりにするでしょう。
何よりも、ビシッと決まったかっこいいお父さんお母さんの姿を、子供に見せられるでしょう。

子供のいない団員にとっても、職場と自宅の往復だけでは決して得られることのない音楽活動の充足感、サードプレイスとしての居場所がある楽しみ、異業種かつ同年代の友人からの刺激など、従来の合唱活動のもつ喜びが存分に得られることと思います。

子育て中の方も、終わった方も、今後子育てする方も、しない方も。
是非一緒に私たちと歌いましょう。

お問い合わせはメールフォームからお気軽にどうぞ。



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