希望の光をつないで必死に生きてきた

アンサンブルエバンは従来の合唱団の練習にとらわれずに、
色々な角度から練習方法をアプローチする団でありたいと思っています。

例えば、昨日は見学者の方が2人来て下さったので、
2人一組のペアになって、他己紹介の時間を作りました。

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その後は、メンバーの名前を覚えてもらうための
コミュニケーションゲームをしたり、

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リズムに合わせて
ニックネームをテンポよく言うゲームをしたり、

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わらべうたを歌いながら、
ジャンケン列車をしたり、、など、

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誰でも気軽に参加できる時間を最初に持つことで、
その後の練習へのモチベーションを高める狙いもあります。

各パートに人が揃い、
モチベーションが高い状態で楽曲練習が始まると、
指揮者や合唱団は、作品に対して、
深く深く掘り下げていく時間を創ることが出来ます。

その時、
昨日のように10数人のメンバーが集まっている場合、
やはり指揮者がそれを導いていく立場にあると思います。

昨日は鴨長明作詞の『夜もすがら』を練習しましたが、
その曲の世界の中に、メンバーと共にどこまで行くことが出来るか、
それが自分の課題だと、昨日は練習をしながら感じました。

エバンに限らず僕らの世代の合唱団は多かれ少なかれ、
毎回の練習に、特に人数面で苦労している団が多いと思います。

でも、たとえパートが揃わなくても、
たとえ、良い練習が出来なかったとしても、
合唱団の活動を継続していると、
昨日のように、見学者の方が遊びに来てくれたり、
「充実した練習やったなあ」と思える日を持てたりします。

前回の練習で2人の見学者が入団、
今回の練習でも2人の見学者が入団してくれて、
これで、4月の段階で4人の新メンバーと出会うことが出来ました。

仕事や学問、生活と両立して、
楽しくエバンを続けてくれたら、
指揮者としてこんな嬉しいことはありません。

指揮者にとっては、
団員の1人1人が希望の光だからです。
(ほんまに)

「最初から思うようにいかないことばかり、
何か仕掛けても、大抵は失敗に終わった。
それでも残りのわずかな可能性にかけて、
ひたすら影の中を歩き、一つ摑まえたら、
またその次を目指して歩き出し・・・
そして小さな希望の光をつないで、必死に生きてきた。」
安藤忠夫

アンサンブルエバンの次の本番は、
帝塚山音楽祭・サザンテラスステージ
【日時】5/25(日)12時頃
【場所】万代池公園

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