「大きくなったなあ!」
一年ぶりに山科中学校の合唱部と再開して、
まず感じたのは彼女達が成長していることでした。
(あたりまえですが、驚きました)
「身長伸びてるやん」
「一年生入って増えたなあ」
「雰囲気ちょっと変わったねえ」
そんな言葉をかけながら、
一年ぶりに彼女たちと時間を共にしました。
山科中学校合唱部とアンサンブルエバンは、
昨年の夏に『一緒に歌おうワークショップ』で出会い、
ワークショップの成果を地下鉄山科駅で発表しました。
プロのメディアのボランティアの協力もあり、
その様子は5分程度の映像にもまとめられて、
現在、youtubeで公開されています。
「合唱部×エバン」で行ったワークショップ、
つまり、合唱を通じて子どもと大人が出会い、
共に歌い合い、交流するワークショップを今年は
東部文化会館と協働して、山科・醍醐全域で実施します。
合唱部の皆さんにも再び参加してもらい、
一緒に楽しく合唱が出来ればと考えています。
昨日もまずは
コミュニケーションゲームから
活動を開始しました。
誰でも気軽に楽しめるゲームを最初に行うことで、
これからの時間を楽しく過ごしてほしい、
という想いもこめて行いました。
スキンシップを伴った挨拶ゲーム
歌いながらじゃんけん列車
「蚊のカノン」を歌う様子
簡単な単旋律を輪唱して、
合唱の楽しさを分かち合います。
それらでウォーミングアップをした後、
今回は『発声練習を創ろうワークショップ』
を行いました。
2枚の付箋にそれぞれ
「形容詞」(楽しい、悲しいなど)と
合唱に関係のある「動詞」(歌う、合わせるなど)を
書いてもらいます。
出来上がった付箋を黒板に貼ります。
3人一組のグループを作り、
グループで「形容詞」と「動詞」の付箋を
それぞれ一枚ずつ選びます。
例えば、
「美しい」と「合わせる」をひいたグループは、
「美しく合わせる」ことを目的とした発声練習メニューを
グループで考えてもらいます。
20分後、出来上がったメニューを皆に発表して、
全員でそのメニューに取り組む。
そんなワークショップです。
若い彼女たちにとって、日常
先輩や指導者から教えてもらうことがほとんどだと思いますが、
一方で、「自分達でアイデアを出し合い、
素敵な合唱部を仲間と創っていってほしい」、
そんな願いを込めて、グループワークをしてもらいました。
ワークショップの後は、
去年は無かった「レッスン」も行いました。
今回、ソプラノの倉本尚子さんにご協力頂き、
30分程度の発声練習を指導して頂きました。
生徒一人一人の背中を触り、
呼吸から丁寧にご指導して下さった倉本さん。
魅力的な倉本さんに発声をレッスンして頂き、
彼女たちにとって憧れの存在が出来たことでしょう。
発声の後は、
橋爪がハンガリーで学んだ、
ハンドサインを用いたハーモニー作りを
体験してもらいました。
言葉で指示するのではなく、
身振り手振りでコミュニケーションを図ろうと意識しました。
♪
去年はあまり話す機会の無かった子も、
今年は「おっちゃん!」と呼んでくれて、
とても嬉しい気持ちになった一日でした。
エバンからは、
にしもっちとなめちゃんが参加してくれました。
顧問の伊藤先生、合唱部の皆さん、校長先生、
本当にありがとうございました。
♪