アンサンブルエバンは活動を開始して5年目です。
京都、大阪、滋賀、遠くは三重県から集まるメンバーもいます。
練習会場は、西宮、大阪、奈良、
と色々な場所で行ってきて、
今は京都の伏見で落ち着いています。
今年は伏見青少年活動センターでの練習がほとんどでしたが、
昨日は伏見いきいき市民活動センターで練習をしました。
昨日の会場は、いつもより部屋も広く、
反響もいつもより響きにくいです。
ですので、
昨日は練習をしていて、
「身体全体を使った発声」が
これからの課題になってくるな、
と感じました。
今までの部屋では、
軽く声を出しただけでも良く反響する、
歌い手にとって心地の良い場所でした。
しかし、その出し方では、
昨日の様な場所では物足りない印象です。
演劇の世界でも、
舞台発声と映像の発声はやや違うと言われていますが、
合唱でも、マイクを使うアカペラの発声と、
ホールに直接響かす声楽の発声はやや違います。
僕は劇団に勤めていた時、
その仕事現場の大半は体育館でしたが、
体育館の後ろまで声を飛ばそうとすると、
しっかりとお腹で支えて、かつ
上半身はリラックスした、
響きのある声が必要となってきます。
エバンも練習場所がせっかく変わったので、
これからはそういうアプローチもしていきたいな、
と思いました。
そして、最近思うのですが、
発声を深めていくことは、
何も合唱や趣味の領域だけではなく、
生活や仕事、生き方を深めるのではないか、
という想いを持つようになっています。
最近、整骨院の施術家の人とお会いする機会があり、
しっかりした発声はインナーマッスルを鍛えて、
自主性を引き出し、メンタルをトレーニング出来る、
というアイデアを交換しました。
とても興味深く、
自分のこれからのテーマの一つとして、
探究していきたいな、と思っています。
色々と書きましたが、
同じ空間に過ごす仲間が、
幸せな人生を送られることを願っています。