〇どんなふうに練習しておられるのか?発声練習とか…パート練習とか
EVANでは「パート練習」を行っていません。一つは金銭的な問題で、4つの部屋を一度に取ることが難しいからです。また、パート練習は確かに効率が良いですが、その「効率」によって失われるものがある、と考えているからです。パート練習をすると、どうしてもパート間に技術の差や進展度が生じます。また、妙な「パート意識」みたいなものが出来て、「ベースは〇〇だから」とか「アルトはもっと〇〇してほしい」などの言葉が出てくるようになります。僕はそれが大嫌いです。だからパート練習は全体練習の中で行います。もちろん、一つのパートの練習が行われている時は、他のパートは「待ち」の状態です。それを僕は「見守ってあげてください」と伝えています。人は見守っていると他人に対して優しくなれると思うのです。見守っていると、他人の成長を自分のこととして喜べるようになります。そういう理由で、人数が増えてきた今も、パート練習は行っていません。発声練習に関しては、別の項目で。
〇歌をもっと歌いたい。ゲームてきなのもしたい。
〇みんなで歌うこと。
〇またコミュニケーションを取ったりしていきたいけど、歌ったりしていきたいです。
コミュニケーションゲームはどうでしたでしょうか。あれは所謂「アイスブレイク」と呼ばれるものです。アイスブレイクとは「会議やセミナーや体験学習でのグループワークなどの前に、初対面の参加者同士の抵抗感をなくすために行うコミュニケーション促進のための2人以上で行うグループワークの総称」(wikipedia)です。いきなり僕が偉そうに来て、みなさんの前に立ち、「さあ練習するぞ!大きな声を出して!」と言われても、なかなか声は出にくいと思います。そこで、コミュニケーションを促進するためのゲームを最初にすることで、メンバー同士や僕とみなさんとの間の緊張を少しでも解そうとしました。一回目は「緊張をほぐす」「関係を作る」ことを最重要事項に考えていましたので、次回はもっと歌えるようにデザインします。楽しみにしていてください。
〇発声練習がしたいです。もっともっとキレイな声が出せるようになりたいです。
〇発声の仕方をもっと知りたい!
発声練習についてですが、世の中には、というか合唱の世界には、合唱団の数だけ発声練習の方法がある、と言っても過言ではありません。「発声練習」論が書けそうなぐらい、発声練習の考え方や方法は多様です。ですので、僕はみなさんに「じゃあ発声練習をしましょう」と言って、いくつかのワークをすることに戸惑っています。なぜなら、若いみなさんにとって、僕のした発声練習が「絶対」になってしまう可能性があるからです。もちろん、マネしてくれるのは指揮者としてとても嬉しいですが、やはり、「色々なワークを体験して」「気づき」「考え」「取り入れる」という流れを大切にしてほしいです。7月7日はどうしようかなあ、と今、考えています。
〇「1」「2」「3」までのをやって楽しかったし、
いつもより歌いやすかったので、次は「4」をしてみたい
普通に発声練習をするより、オプションを加えながら声を出した方がいつもよりよく出る、という現象があります。平田オリザさんはこれを「俳優に負荷をかける」と言います(『演技と演出』講談社現代新書)。「俳優は、台詞を与えられると、どうしてもその台詞をうまく言おうとして、台詞に意識が集中しがちになり、力が入ってしまいます。その台詞に集中しがちな意識を、様々な負荷をかけることによって分散させていこうというのが、私の台詞に対する考え方です」とオリザさんは本書で書かれています。ぐるぐるウォーク4は今のところ考えてないですが・・・^^;
〇どうしたらすきとおった声がでるんかを教えてほしいです。
次はハモってみたいです。
あの二人の声はあなたには「すきとおって」聴こえたようですね。ありがとう。ちょっとクサいですが、あなたの心が「すきとおっている」からだと思います。同じ声を聴いても、ある人は「すきとおっている」と思い、ある人は「声が小さい、迫力がない」と思っています。ですので、まずはあなたが「すきとおった声が何か」を探してみてください。自分の頭と心で。前回はハモリはしませんでしたね。次はしましょう。
〇今日みたいな、楽しい、ゲームみたいのとか。
「手紙」みたいに、楽しくみんなで歌いたいです。
〇今日一緒に歌わせていただいた「手紙」を歌いたい。
7日はエバンのメンバーと一緒にワークショップをするので、やはり導入はコミュニケーションゲームをしましょう。発声練習も少ししましょう。ハモリもしましょう。もちろん「手紙」を楽しく歌いましょう。
〇さけびながら鬼ごっこ
〇鬼ごっこ。ゴールデンボンバーの曲を歌っておどる
僕ならいつでもやりますよ!ゴールデンボンバーの踊り、教えてください。
〇声の出し方や、正しい姿勢などを知りたいです!
強弱のはっきりとしたつけ方などを、知りたいです。
後ろに腕を組んで歌っている姿には少し違和感を感じました。強弱は「アクセント」「テヌート」「音量」「音高」「助詞の処理」「語頭、語尾」などでつけられます。「手紙」を歌う中で実践していきましょう。
〇おまかせします(*′・ω・ゝ)
OK!
ワークショップの勉強に行くので、さらば!